咳の症状
咳の症状がある場合の対処法
お子さんの咳を楽にするためにお薬は大切な仲間ではありますが、ホームケアはとても大切です。うがいは、のどの洗浄だけでなく、のどを潤す効果も期待できます。うがいがうまくできない場合には、こまめに水分をとって喉を潤すようにしてください。また、室内の湿度を50%以上に保つことも有効です。加湿器以外でも、濡れたタオルを下げておくだけでも湿度が保てます。
体を横にすると咳が多くなる場合は、クッションやバスタオルなどを入れる、小さいお子さんの場合は抱っこをするなどして、上半身を起こすと楽に眠れるようになることがあります。
早めに受診が必要な咳
- ゼーゼーした呼吸をしている
- ケンケンした咳が出る
- 6ヶ月未満(特に3ヶ月以下)の赤ちゃんが咳をしている
- 話ができないほど咳がひどい
- 咳が続いて眠れない
- 息苦しそうにしている
- 水を飲もうとすると咳が出て水分を充分にとれない
鼻水の症状
赤ちゃんがミルクや母乳を飲んだり、ぐっすり眠ったりするためには、鼻が通っていることが大切です。
鼻水がある場合の対処法
鼻をかむことができるお子さんは優しく鼻をかむようにしてください。強く鼻をかむのは避けましょう。乳幼児の場合には、市販の鼻汁吸引器や薬局などに売られている専用の器具を使って鼻水を吸い取ってあげましょう。また、鼻の周辺を温かい蒸しタオルで温めることで、鼻がうまく通ることもあります。
ご家庭でも小さいお子さんの鼻汁が上手く吸えるよう、季節や症状にあったホームケアをお伝えします。
受診が必要な鼻水
こどもの機嫌がよく、ほかに症状がない場合は少し様子をみても構いませんが、下記のような症状がある場合には受診が必要です。
- 苦しそうに呼吸している
- 口呼吸になっている
- 食事量が減っている
- 乳児の場合、ミルクをうまく吸えていない
- なかなか眠れない・すぐ起きてしまう
- 耳によく触れるようになった・耳を触られるのを嫌がる・聞こえが悪くなった
- 3ヶ月未満の赤ちゃんで鼻づまりや鼻水がある
のどの痛みの症状
のどの痛みがある場合の対処法
うがいは、のどの洗浄だけでなく、のどを潤すためにも役立ちます。こまめに水分をとるのも有効です。室内の湿度を50%以上に保ちましょう。